移住・定住体験記

移住・定住体験記

移住先
北海道/礼文町(レブンチョウ)
お名前
西尾 剛(ニシオ ゴウ)さん(40歳)
家族構成
3人(本人・妻・子供1人)
移住歴
12年
  • 写真1:西尾 剛さん
  • 写真2:西尾 剛さん
  • 写真3:西尾 剛さん
移住したきっかけは何ですか?
学校を卒業後、地元の横浜でサラリーマン生活を送っていましたが、たまたま目にしたのが今の職場のホテル花れぶんの求人募集です。約半年間の季節雇用だった為、比較的安易な気持ちで何の知識もなく人生初の礼文島へ来たのが今から12年前。期間満了後は横浜へ帰るつもりでいましたが思ってもみない年間雇用のお話を頂き、独身だったこともありあまり悩むことなく就職したことが、私にとって礼文島に移住したことになります。
移住先に選んだ理由と魅力を教えてください。
選んだ理由は前述のとおりなので参考になるようなお話ができません。魅力という部分に関しては、移住するつもりの無いなか夏の礼文島で半年間暮らしましたので、その当時の個人的な意見ですが一番は、なんといっても涼しさ・夏の過ごしやすさです。横浜では営業職だった為、スーツを着た外勤時の不快感や駐車していた車に乗った時の、触る事ができない程の熱いハンドルなどそんな暑さとは無縁の礼文島、前年までとの違いの大きさに魅力を感じたことを鮮明に覚えています。あとはやはり言うまでもなく新鮮な海の幸です。普段なかなか食べれないウニはもちろん、タコやイカといった日頃普通に食べていた食材の美味しさの違いに驚きました。花より団子の私にとって可憐に咲く礼文の花々よりも強く印象に残っています。
移住をするとき苦労したこと、移住して良かったことは何ですか?
移住を決めた時の苦労を思い出そうと考えましたが、12年も前のことなのであまり覚えていません。と言う事は逆にあまり大きな苦労はなかったのではと思います。ひとつアドバイスになりますが、物を揃えるのが都会に比べると困難です。ある程度は計画しながら事前に揃えた方が良いと思います。逆に移住して良かったことはたくさんありますが、一番はやはり礼文島の持つ自然です。都会には無い、ときには厳しい四季の移り替わりや空気の美味しさが好きです。それから年に何回か旅行や帰省で行くことになった都会の良さを離れた事をきっかけに再認識することができました。
これからの生活について教えてください。
仕事もあり家族もいますので、礼文島で生活する事が一番だと考えています。稚内で生まれ、4才になった息子は自然に囲まれた礼文島で伸び伸びと成長させたいと思います。
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
移住を迷っている方がここにいたら、是非その方の背中を押してあげたいです。きっと後悔よりも楽しい毎日が待っています。不便に感じることも沢山あるかも知れませんが、それを上回る充実感を得ることができると思います。もしこのホームページをご覧になって、移住された方がいらっしゃいましたら是非一緒にお酒でも飲みましょう。フェリーターミナルに程近いホテル花れぶんに勤務しています。ぜひ日本最北の島、礼文島でお会いしましょう!

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