

- 移住先
- 京都府/京丹波町(キョウタンバチョウ)
- お名前
- 西原 悠紀(ニシハラ ユウキ)さん(30歳)
- 家族構成
- 3人(本人・妻・子供1人)
- 移住歴
- 2年
- 移住したきっかけは何ですか?
- 京都の四条通りの近くでギター製作をしていましたが、車の騒音などが気になり静かに仕事ができる環境を求めて移住を考えるようになりました。また、都会で生まれ育ったため、田舎暮らしに憧れがありました。
- 移住先に選んだ理由と魅力を教えてください。
- もともと南山城村や大原で物件を探していましたが、良い物件に出会えませんでした。京都に市に近い地域で探していたところ、京丹波が北の上限であり、また空き家バンク制度でよい物件が見つかりました。
友人も以前から京丹波町で働いていたのも決めての一つです。
- 移住をするとき苦労したこと、移住して良かったことは何ですか?
- 苦労したことを挙げるとするなら、空き家に居住する際に家主の荷物が残っていたため処分に労力がかかったことです。近くにスーパーがあるため不便と感じることはありませんし、車があれば京都市内や京都北部へのアクセスが良いため、京都市内に住んでいたときよりも活発に外出するようになりました。移住した地域は田舎の中でも受け入れに対してオープンな気質な方ばかりだったので、快く迎えていただき、すぐに溶け込むことができました。
よかった点として一番に挙げられるのは、食べ物がおいしいということです。特に黒枝豆は一般的な枝豆と比べうまみが強く、他の枝豆では物足りなく感じるようになった程です。近くで野菜の朝市が行われているので、毎日新鮮な野菜を食べることができたり、蛍をどこでも見られるなど、自然環境の豊かさも移住してよかったと思える点です。
- これからの生活について教えてください。
- 今後もずっとこの地域で暮らしたいと思っています。ギター製作を続けながら、飲食店を開くことが夢です。地元の野菜を使っておいしい料理を提供し、地元の方に来ていただきたいと思っています。
せっかく移住したので地域に溶け込み、「京丹波町の西原といえばあの人」と認識されるようになりたいです。「ギター製作の人」というだけでなく、「同じ町に住む人」として認識してもらいたいと思っています。
- 移住を考えている方へメッセージをお願いします。
- 都会で暮らすよりも、生活の幅が広がり、充実しており、日常生活の中で当たり前のことに喜びを感じられます。例えば、新鮮な野菜を食べることであったり、夜には星空が広がっていたり...かえるやセミの鳴き声がうるさく感じることもありますが、季節の移り変わりに感慨深く感じることもできます。
都会での生活に物足りなさを感じている方は田舎暮らしも検討してみてほしいと思います。
