移住・定住体験記

移住・定住体験記

移住先
長野県/松川町(マツカワマチ)
お名前
田中 斉(タナカ ヒトシ)さん(43歳)
家族構成
2人(本人・妻)
移住歴
3年
  • 写真2:田中 斉さん
  • 写真3:田中 斉さん
移住したきっかけは何ですか?
愛知県で会社員として20年近く働いていましたが、ずっと自然豊かな場所で住みたいと思っていました。もともと会社員時代から趣味でアウトドアのスポーツをしたり、自転車や歩きで旅に出ることも多く、自然の中で仕事がしたいという気持ちが強くなっていき、おもいきって会社を辞め、第2の人生として長野県に移住することを決意しました。
移住先に選んだ理由と魅力を教えてください。
実は両親が長野県出身で、会社を辞めて1年後に父親の実家の飯田市に2年近く暮らしましたが、その時に結婚することになり、妻と1からスタートさせようということになり、移住先を探しました。知人に松川町の部奈という地区出身の人がいまして、その部奈地区に連れてきてもらったとき、2人で見た中央アルプスの風景に鳥肌がたったことを覚えています。妻と相談し、松川町の部奈という地区に住みたいと思い移住しました。松川町は天竜川を挟んで西と東で雰囲気も風景も違います。西側では南アルプスを望み、果樹園が広がっていますし、東側は中央アルプスを望み里山の雰囲気です。小さな松川町ですが、いろんな顔を持つ魅力ある町。松川町全体で一緒なのは空気が美味しく人が優しい町だと思っています。
移住をするとき苦労したこと、移住して良かったことは何ですか?
移住して苦労したことは、楽しんで生活しているので苦労とはあまり思うことはありません。あえて言うなら、農家として独立して、今までにない経営の為の書類作りやお金の計算など苦労しています。あとは、地域の人の名前がなかなか覚えれないことです。田舎は同じ名字の人が多いので下の名前で覚えないと行けないんですけど、これがけっこう大変です。
移住してよかったことは、農業をやっていて、外で仕事することが多くて、毎日アルプスの山々を見ながら、アルプスからの朝陽やアルプスに沈む夕陽をみると、すごく贅沢におもえること、これはお金にはかえられない贅沢だとおもってます。あとは、人との繋がりの深さを実感しています。いろんな人によくしてもらい、いろんな事を教えてもらって、毎日楽しくすごさせて頂いてます。
これからの生活について教えてください。
農家として、果樹の町の松川町とともに、果樹農家として新しい事も取り入れながら、また、地域の行事も大事にして、地域の人達に溶け込みながら、家族が笑顔で生活できればとおもってます。
移住を考えている方へメッセージをお願いします。
移住を考えてらっしゃるのなら、移住してみたいという場所に足を運んでみてください。いまは、ネットなどいろんなことで情報が見れますが、その情報だけでは乏しいです。
現地に足を運んでみて、地元の人と話しをしてみて、いろんな事を感じてみてもらいたいです。その場所が気に入れば役場などにいって、情報収集してみると良いと思います。役場に行ってはなすことによって、そこの町の雰囲気とかもわかることもあります。あまり焦らず、じっくりと考えて頂きたいです。

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